NO.19
書  名「日本が破綻するとき」
(先送り国家の行く末を問う )
著者/訳者糸瀬 茂 & 木村 剛
発行所実業之日本社
価  格1,600円
 
 
 

「日本が破綻するとき」からの抜粋


 


  これは大蔵省が試算していましたが、いま何もしなければ、借金は、国と地方で645兆円(2000年度予算)、これから出てくる財投債、財投機関債を含めて、2007年か2008年に1000兆円ぐらいになる。第二章で説明したように、現在は税収約50兆円に対して85兆円を使っており、そのうち22兆円が借金返済に回っていますが、早ければ2003年、遅くとも2005年ぐらいには、国債費の22兆円が税収50兆円とほぼ同じ金額になります。そうすると、すべての税収を借金返済に充てなければいけなくなる。いま何も手をうたなければ、早ければ3年後、遅くても5年後ぐらいには、国が使うお金はすべて新たな赤字国債でまかなわなければいけない状態になってもおかしくない。
  ところが今の状況は、明らかに税収の範囲ではまかなえない。何もしなければ確実に爆発する。税収はすべて借金返済になって首が回らなくなりますから、解決策はインフレしかなくなる。

 

 
 
 
鉄 太 郎 の ナ ル ホ ド と 納 得
 


  国が借金の増大に歯止めを架けるのを失敗したときは悲惨な状況になるにちがいない。まず、国債は暴落し、金利は限度を越えて上がり、円は極端な円安となり、インフレは、ハイパーインフレというお化けとなる。
  そのときまでには、資産を海外に移し、南の島で暮らしていたいものだ。