NO.31
書  名 外資の常識
著者/訳者 藤巻 健史
発行所 日経BP社
価  格 1,600円
 
 
 

「外資の常識」からの抜粋


 


  テクニカル要因を重視している人にはチャートの信奉者がいるが、私は、個人的にはチャートがきらいである。チャートの科学的な根拠がどうしてもわからないからである。もっとも、例えばマーケット参加者全員が「明日雨が降ったらドルが上がる」と信じているなら、私もディーリングのために天気予報を勉強する。もし、全員がチャートを信じて為替のマーケットが動くなら、私もチャートを信じよう。
  マーケットには、美人投票的な要因があるので、短期的には、チャートでマーケットが動く可能性もあるからである。ただし、それは一時的な動きである。やはりマーケットはファンダメンタルズで動くのである。

 

 
 
 
鉄 太 郎 の ナ ル ホ ド と 納 得
 


  この本が何故おもしろいのか考えてみた。
JPモルガンの東京支店長であり、超一流のディーラーである著者本人と彼の息子Kと秘書のウスイのドジなところをこれでもかというくらい暴いているのである。著者の好きな言葉に「人の不幸は蜜の味」というのがあるが、全く同感である。
  もう一つ気付いた点は、著者は、息子Kのだらしなさ、なまけものぶり、無頓着さを嘆いているが、著者の生き写しであるところが面白い。