NO.33
書  名 相場師入門
(株のプロを目指せ)
著者/訳者 青野 豊作
発行所 東洋経済新報社
価  格 1,500円
 
 
 

「相場師入門」からの抜粋


 


株式投資には大きく分けると、価値判断投機と価格動向投機の二種類のものがある。

  @価値判断投機(value speculation)

   「ある株式の市場価格が投資価値から離れているという判断にもとづくところの投機
    行為。価値判断投機は、市場価格が投資価値を表示していないことを咎めると
    ころに存在する。価値判断投機は、市場価格が投資価値に到達するや直ちに
    終了しなければならない」

  A価格動向投機(move speculation)

   「株式市場に参加する公衆の勢力によって、株式市況及び株価が一定の方向に
    動くという判断にもとづく投機行為。価格動向投機は、株式の投資価値とはまっ
    たく関係ない。たんに市場価格が無知な大衆の支配のもとにどう動くか、というこ
    とを観測して行うところの投機取引」 

  価値判断投機と価格動向投機はもともとは性格の異なるものである。しかし、実際には価値判断投機と価格動向投機が組み合わされた二重の投機として行われることが多い。

 

 
 
 
鉄 太 郎 の ナ ル ホ ド と 納 得
 


  外人投資家は、日本人になじみのなかった投資尺度(PER、PBR、ROE、PCFR、PSR、等々)を次から次へと持ち込んで、特定の銘柄を集中買いすることによって大きな利益を上げてきた。いずれも、いくらであれば適正であるという尺度はなく、あくまでも主観的なものである。
  相場を作ることのできる機関投資家、外人投資家には役に立つ尺度も、個人投資家にとっては普遍的に使える尺度とはならない。

    ■PER:株価収益率(昭和38年)
    ■PBR:株価純資産倍率(昭和43年)
    ■ROE:株主資本利益率
    ■PCFR:株価キャシュフロー倍率
    ■PSR:株価売上高倍率